魂が天へ昇るとき:ある奇跡の体験談
- Gabby
- 2021年8月3日
- 読了時間: 2分
更新日:1月17日
以前のブログで、「肉体が死ぬと魂はそこから離れ、霊的な世界に移行する」という話をしました。
今回は、このテーマに関連する興味深いエピソードをご紹介します。
約15年前、アメリカで放送されていたあるトーク番組を見ていた時のことです。その番組では、一般の人々が体験した不思議な出来事について語るもので、私が尊敬していた女性司会者がホストを務めていました。毎回楽しみにしていた番組です。番組の終盤、50代くらいの男性が登場し、自身の体験談を語り始めました。その話は、今でも心に残る不思議なものでした。
その男性は、仕事の出張でアジアのある国を訪れました。数日間の業務を終え、アメリカに帰国するために空港へ向かいました。その日は朝から激しい雨と風で、タクシーの運転手から「台風が接近している」と聞かされました。不安を抱えつつも、空港で「フイライトは予定通り」と案内を受け、ホッとしたそうです。なぜなら、翌日は娘さんの誕生日で、家族でパーティーを予定していたからです。
飛行機に搭乗し、機内アナウンスが終わると、いよいよ離陸を待つだけとなりました。
しかし、ここで思いもよらない悲劇が起こります。
離陸の際、機長が誤って侵入禁止の滑走路に入ってしまったのです。その滑走路は改装工事中で、作業用のクレーンや障害物が配置されていました。機長がミスに気づいた時には、すでに機体は滑走を始めており、避けることができませんでした。結果、飛行機はクレーンに衝突し、炎上・大破。乗客の半数が命を落とす大惨事となりました。
その男性は、奇跡的に生還した数少ない乗客の一人でした。彼が話し始めたのは、事故の最中に見た奇妙な光景についてです。
「火災の中で、倒れていく人々の体の上から、白くて丸い球体が次々と上空へ昇っていくのを目撃しました。その球体は何十個もあり、機体から逃げようと必死になる中でも、目を引く光景でした。あれが何だったのか、今でも不思議です」
男性の話に司会者やゲストたちは驚きながら耳を傾けていました。番組内では、その
「白い球体」が何かについての明確な結論は出ませんでした。
もし今、その男性に会うことができたら、「あの白い球体は、命を落とした人々の魂です」と伝えてあげられたのに残念です。

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